2015年7月4日土曜日

イギリスのゴルフ場 ザ・グローブ The Grove 2006年WGC(世界ゴルフ選手権)開催 タイガー優勝の足跡を追う

2006年WGC開催のThe Groveに行ってきました。


あのタイガーウッズが優勝したコースです。

日本勢では平塚哲二プロと谷口徹プロが当時試合に出場したようです。


Top100のランキングでは、イングランド75位に入っております。



かなり前からラウンドしたいと思いながら、来れなかった理由は料金の高さ。

週末は185ポンド、2時から3時が125ポンド、3時以降が99ポンドです。
(季節により若干違いあり。)

もちろん、4時頃のスタートで99ポンドでラウンドしました。



前にあるコースで一緒にラウンドしたシングルのイギリス人から、

「あそこはいいコースだけど、まあ100何ポンドも払う価値はないねえ。」と、

聞いていたため。



今日はそれを実際に確かめに来ました。





きちんとした写真が撮れておらず、申し訳ないのですが、クラブハウスの入り口です。


まずここは大きい5つ星ホテルも併設されていて、普通に宿泊も可能です。


2003年9月開場とめちゃめちゃ新しいゴルフ場です。



設計者はアメリカ人のKyle Phillips。

セントアンドリュースのすぐ近くに位置するキングスバーンゴルフリンクスを復活?させた設計者として有名です。



やはり泊まれるゴルフ施設ということもあり、練習場等も充実しています。

練習場は芝の上から打つことができます。








夕方の割引レートでプレイする人はボール代は別的なことを言われましたが、

コースガイドとティーのセットを別に買った為、ボールがついてきたようです。



プレイフィーが高いゴルフ場は、

ボールはComplimentary(無料っていう意味らしい)なことが多いのですが。。




また、クラブハウスの前でゴルフクラブをおろして、その後は係員が車を駐車してくれるとホームページには書かれていたのですが、

完全に無視されました(笑) 夕方はサービスないんでしょうか?



加えて、このゴルフ場は時間管理がきちんとしています。

どう考えても、この時間にラウンドを開始するのは自分ぐらいしかおらず、

かなりすいているにも関わらず、練習場の実習生的な兄ちゃんは自分のティーオフタイムを把握し

ており、ボールを打ってるときに、「あと5分くらいしたら、ティーのほうに向かってくれよ。」とか、

「準備はできたか?」とか無愛想に聞いてくるというか、急かしてきます。




嫌気がさして、OKといって、ティーに向かいました。


日本ではティータイム通りにスタートするのは当たり前ですが、

イギリスでは特にすいてるときはかなりフレキシブルに対応してくれます。


「準備できたら、いつでも早めにスタートしてもいいよ。」とか、混んでいなければかなり適当です。

が、ここは夕方4時半でもそんなことはなく、練習場の兄ちゃんとスターターの兄ちゃんが、

なにやらトランシバーで連絡を取り合っている模様。


まあきちんとしているということでしょう。特に朝の混んでいる時間帯はこういった管理が必要なのでしょう。


自分が標識のせいで、道を間違って、M25の高速にのってしまい、

15分ほど到着するのが遅れてしまったのが悪いのですが、

パターも転がす暇もなく、ラウンド開始。


Groveという一番前のティーからラウンド。

それでも6332ヤードです。一番後ろからだと7152ヤード。


1番 PAR4 312ヤード

ドライバをもって、グリーン手前のラフまで運ぶも、バンカー越えで強く入り、グリーン奥に。
そこから、3パットのボギー。

何かグリーンがおかしい。。ここは刻むべきホールでした。


2番 PAR4 385ヤード。

グリーンまでずっと打ち下ろし。
フォローの風でかなりびびりまくり、手前にオン。
そこから、また3パットボギー。。
グリーン、何かがおかしい。
3番 410ヤード。PAR4。 最難関のホール。
右側はクリークが走っており、左はバンカーとブッシュ。

そこそこいい当たりのティーショットも右に行き、クリーク寸前。
傾斜がきつく、グリーンは全く狙えない為、レイアップ。
3打目勝負。

3打目は風を読み間違えたか、かなりいいショットもグリーン奥にオン。
奥から手前への傾斜が半端無く、激早!!
3ホール連続3パット。ダボ。。
しかも、写真のとおり、後ろから見ると、砲台で、刈り込んである。。


4番 PAR3 127ヤード。ここから、車で通ってきた道を渡って、逆側にいきます。
見えてませんが、グリーンの手前は池です。

右側には運河が走っており、ナローボートがとまってました。
このホール、ナイスオンも、またまた3パット。
4ホールで12パット。記録更新か??もうどうにもとまらない。


5番 PAR4 402ヤード。
歩行者がいて、打つのをためらうも、アゲインストで180ヤードくらいしかとばず。。
2打目は信じられないほど、右に曲がり、そこからダボ。。
でも、今日始めての2パット笑。

6番 PAR5 506ヤード。
なぜかまたアゲインストの中、1打目、2打目と何とかつなぎながら、
3打目をユーティリティーで打つも、バンカーのすぐ上に着弾。(画面右上にボール)
またまた、ダボ。

7番 PAR3 132ヤード。
左に曲げ、出すだけで精一杯。ダボ。


と、かなり散々なゴルフでした。。


風がめちぇめちゃ強かったのは言い訳しますが、、

それ以上にグリーンが超速い。。

自分がイギリスでプレイした中では一番早いです。

スティンプメーターで11フィートとのこと。


こりゃ事前にパター練習しないとだめだわ。

逆にここに慣れちゃうと、普通のコースに行った時にどう調整するのか。


そのままダラダラプレイしていると、タイガーに遭遇。






何とタイガーは3日連続でイーグルを出したホールだそうです。


9番PAR5 515ヤード。(タイガーは恐らく567ヤード超)
左ドックで左方向に打っていく必要があります。

自分は右に打ってしまい、ご覧のようにカート道のさらに右に。。

フェアウェイにはタイガーがここまで打ったというプレートが埋め込まれています。
前のティーからだと計算上、ちゃんと当たればいい勝負かなと思いつつも。
当たりません。加えて、超アゲインスト。
タイガーのときもそうだったかもしれませんが、そんな条件があったとしても、3日連続イーグルってすごすぎ。

この上にボールがとまったら、無罰でリプレースできるのかな。


てな感じでした。



13番打ち下ろしのPAR3。




正直なところ、サービスはいまいちな感じがしましたが、コースや施設はさすがといったところです。
(研修生的な兄ちゃんが多く、笑顔もあまり無く、無味乾燥な対応でした。)








99ポンドであれば、来る価値はあるかなと思います。

185ポンド払うのであれば、他の有名コースにいくかなあ。


しかし、グリーンは速かった。



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