2015年7月24日金曜日

イギリスのゴルフ場 ロイヤルリバプール(Royal Liverpool Hoylake)遠征

2014年全英オープン開催コースであるロイヤルリバプールゴルフクラブに遠征に行って来ました。

2014年の全英オープンは日本から遊びに来てくれた友人と二人で観戦しましたが、その時はもちろん車で行きました。ロンドンから車で4時間弱くらいです。
全英オープンなのに、マキロイがドライバーを使いまくって優勝したの印象的でした。
松山は39位でしたが、初めて彼を目の前で見たのも、この全英オープンでした。

いつかプレイしたいと思い、1年後の夏(2015年の夏)に遂に訪れることができました。
あまり一人での長時間のドライブが苦手なので、電車での遠征です。。

ロンドンのEuston駅からLiver Pool Lime Streetまでまず特急に乗車。
Lime Streetでローカル線に乗り換え、Hoylakeまで。

ローカル線。平日の朝の為、少し通勤客もいたが、ラッシュ時間は避けた。

こんな感じの座席です。

見にくいですが、リバプール中心部から西側(地図左側)に向かいます。
最初は地下鉄ですが、途中から地上に出て、30分弱でHoylake駅に到着です。
ロンドンからは 合計で3時間くらいだったと思います。
車よりはぜんぜん楽です。(ゴルフバックも特急列車の荷台に入った!し。)


Hoylake(ホイレーク)という名前は聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ロイヤルリバプールと呼ばずにホイレークと地名で呼ぶことも多いようです。





今回電車で来ることを決めた理由はHoylakeの駅から比較的近いからです。
ゴルフバックを担ぎながら、10分もたたずに、到着しました!!!




由緒あるクラブハウスです。
もちろん全英オープン時は中には入れませんでした。


プロショップで受付のあと、更衣室に。
さすがの名門だけあって、雰囲気が違います。


練習場側からクラブハウスを望む。

練習場。なんとボール代は込みでした。芝から打ちまくれます。



1番ティーです。左側がクラブハウスで、右側に練習場が位置しています。
実はこの日は平日ですいていたせいか、スタート前に普段はビジターは黄色ティーからしかプレイできないのだけど、今日は後ろからやってもいいよとゴルフ場の人が声をかけてくれたのですが、丁重にお断りさせて頂きました(笑)

しかし、どの名門コースもビジターに冷たくなく、非常に親切です。
世界中からゴルファーが来るからだろうなあ。

さて緊張のティーショット。
このホールは確か全英オープンでは3番ホールで、右ドックレッグのホールながら、右側はずっと練習場があり、OBなのです。

セカンド地点。
とりあえずティーショットは安全に左に逃げるも、セカンドも右にOBがあり、ずっとプレッシャーとの戦いです。

1番グリーンからクラブハウス方向。左はOBゾーンの練習場。
サードをひっかけてしまい、あわやOBでしたが、なんとかセーフでダブルボギースタート。


この日は風がまったくなく、リンクスとしてはめずらしい日。
本当に風がなかった。
とりあえず徹底的にバンカーをさけることだけを意識してラウンド。

2番ホール。どこに打っていいかわからん。。

 特にティーショットでフェアウェイバンカーに入れてしまうと出すだけになってしまう。
200ヤード地点から奥に点在するバンカーを避けるため、ユーティリティーで180ヤード打ったり、その後のセカンドはウッドで190ヤード打ってみたり。。



が、結局、グリーンに近づいてみると、ポッドバンカーの餌食に(笑)


さすがに私の技術ではピン方向には打てないので、安全に写真の右側に出しました。。
ダブルボギー。


海に一番近いホール。引き潮でした。風はここでもまったくない。






















右が練習場でOBゾーンなるも、PARをとるためにはOBの上を打っていかないととれない。。

8番アイアンでOBゾーンを越えて、残り120ヤードのサード。PAR5。





セカンド5番ウッドの会心の一撃で何とかエッジまで。。

無我夢中でプレイして、スコアは95でした。
このコースで95は自分では上出来です。
風がなかったのが幸いしました。風があれば、どんだけ大変なんだろうと。。
リンクスは単にゴルフの腕前だけでなく、攻め方もうまくないとスコアはまとまらないというのを痛感しました。(特に初めてくるコースだとキャディーがいたほうが確実かな。。)







ラウンド後の一杯。電車で来たし笑。
格別の一杯とサンドウィッチでした。




2014年の全英オープン。

マキロイのスコアカード。


2006年も全英オープンが開催されています。タイガーが優勝。


谷原秀人プロの名前もあります。5位!! 


1930年。。ボビージョーンズかな。



恐らく次の全英オープンは2023年くらいになるでしょうか。

次に来る時はまたうまくなって再チャレンジしたい。
最高のリンクスゴルフでした。


2015年7月23日木曜日

イギリスのゴルフ場 サニングデールゴルフクラブ Sunningdale Golf Club 2015年全英シニアオープン

憧れのサリー州のサニンデールゴルフクラブに全英シニアオープンを観戦してきました。


サニングデールはOldコースとNewコースの計36ホールのコースがあります。


Oldコースが今回のシニアオープンの開催コースで、

イギリス9位、England2位、世界でも24位と超ーーー名門コース。


Newコースでもイギリス15位、世界48位と同じゴルフクラブのコースで2コースともこれだけ高ランク

に位置しているのは、非常に稀。




設計は名匠Harry Colt。

僕の好きな設計家です。


開場はOldが1901年、Newが1923年。




ビジターは平日のみプレイできるようです。

夏の間は、Oldが205ポンド、Newが180ポンドで、冬はかなり安くなるので

プレイするのであれば、冬が狙い目かもしれません。




普通の(ヤング)全英オープンはリンクスコースばかりを毎年まわっていきますが、

シニアや女子の場合は、こういった内陸のコースも会場になることがあるようです。



シニアオープンの入場費用は大人30ポンドと非常にリーズナブルだと思います。

普通のオープンは70ポンドとかしますので。。



フードコート



入り口近辺。

練習グリーン。


人も少なく、かなりクラブハウスの近くまでいけた。


往年の名プレイヤーも多数出場しているので、シニアといえども、あなどれません。

といっても、やはり日本人プレイヤーを応援したかったので、




午前は井戸木プロ(愛称:ドッキー。)、午後からは倉本プロ(愛称:マッシー)をストーカーしました。


さすがに、シニアのメジャーとは言え、ペアの選手も有名な選手がいなかった為か、

ギャラリーはかなり少なく快適に見ることができました。



フレッド・カプルス、ヒメネス、前年覇者のベルナード・ランガーの組はさすがにギャラリーが多かっ

たです。




正直なところ、若手の男子プロはあまりにもパワーがあって、凄すぎて、

アマチュアには真似できないですが、シニアはすごく参考になって、

自分でも同じようなプレイができるような気がしてきます(笑)



力感の無いスイングから、全然曲がらないあのスイングや一定のリズム感は、

本当に巧みの技ですな。



もちろん撮影は禁止なので、選手のプレイ中の写真等はとれず。これは確か17番Par4。




サニンデールは、結構前が見えないコースや、打ち下ろし、打ち上げのホールがあります。

加えて、ヒースやバンカーの配置等が絶妙で、本当に美しいコースです。



元からめちゃめちゃプレイしたかったコースですが、今回の観戦でさらにその思いが強まりました。




一応、ほぼ午前とと午後で30ホールくらいはストーカーしたので、
コースの雰囲気はだいたい覚えました笑。




帰るときに、プロショップでコースガイドを買いました。

なぜ観戦する前に買わなかったのか。。
(シニアオープンの土産屋とは別にプロショップがあいているとは気づかなかった。。)






倉本プロが、日本人がずっとストーカーしてきているのに気づいたのか、

何と、倉本プロのキャディーさんがラウンドの途中でボールをどうぞ!!と私にくれました。
(他にストーカーしていたのは、奥さんと思われる方とコーチっぽい方だけでした。)


感謝感謝です。こういうファンに対する気遣いは本当にうれしいです。

大事な試合中に本当にありがとうございました。一生大事にします。



右が倉本プロに頂いたブリジストンのボール。マッシーって入ってます。
海外では登録名も、Masy Kuramotoでした。
左は、プロショップで買ったボール。スタートホールの横にある大きな木が描かれています。





井戸木プロ(ドッキー)は、何とラウンド終了後に一緒に写真を撮影してもらいました。。


18番があいにくボギーだったので、ちょっと微妙なタイミングかなと思いましたが、

思い切って声をかけてみたら、スポンサーの方が撮ってくれました。

ありがとうございました。




最後に、帰る間際には、何とトムワトソンにサインをもらいました。。

さすがにトムにはギャラリーが殺到しましたが、何とかゲット。



1人ずつ笑顔で目を合わせて、サインする姿はやはりスーパースターというか、

ほんと完璧なファンサービスでした。




大満足な一日でした。

次は、このコースでラウンドしたい。(できるかな。。)

ここで死にたいと思える程のコースでした笑。