2017年12月17日日曜日

イギリスのゴルフ場 ロイヤルセントジョージズ Royal St. Georges 2020年全英オープン開催コース

イングランドの南、ケント州サンドウィッチのRoyal St. Georges Golf Courseに行ってきました。

UK7位(GM7)世界19位、England1位の名門コースです。





最近では1993年、2003年、2011年と全英オープンが開催されています。


93年はグレッグ・ノーマンが全英での最小スコアである267(-13)で優勝。

そんな簡単なコースなのかと思ったが、実はPAR70のコースなので、最小スコアになっているだけ。

実際はスコアで行くと、2000年にタイガーが聖地St Andrewsで出した269(-19)が恐らく一番よいスコア。

Royal St. Georgesでの2003年の優勝スコアはなんと-1(ベンカーティス)、2011年は-5(ダレン・クラーク)と全英の開催のコースの中でも難易度の高いコースです。


2015年。季節は真冬の2月。果たしてどうなるのか??
人生初のリンクスでのラウンドです。


せっかくの名門コースなので、早く来て練習。



芝から打てるのがうれしいです。

ダフってばっかりで全然だめです。果たしてどうなるのか?







スタート地点の小屋。しかし、風が強すぎる。

パターでボールが揺れてる。全英オープンなら完全に中断してると思うんですが。。







不安を抱えスタート。
一番ホールはなんとかドライバーがあたり、フェアウェイ左に着弾。
安堵し、2打目地点へ向かう。(手前の旗はアプローチ練習場の旗。風が強い。。)




2打目は超つま先下がり。。

あたりまえのようにボールはつかまらず、グリーンの左側に。。

バンカーにでも落ちたか?と思ったら、横長のグリーンでなんとかエッジに残ってる。

やったあ。パターで打てる。


恐る恐る15メーターくらいあるパターをそろっと打つと、



え。

入っちゃいました。

全英オープン開催コースで、まさかのおはようバーディー!!!。






周りに誰もいないので、喜びを分かち合えない。。。

でもこれでもう120くらい叩いてもいいかなと、肩の力が抜けました。



名物のバンカー。ティーグランドがかなり前なので、相当なミスショットをしない限り入らない。


PAR3。すごいアゲインストだが、右に外したのは正解。

危うく、、ポッドバンカーだが、修理地扱いでセーフ。

横のPrince's golf clubの宿。


なんとえげつないフォローの風のため、PAR5で楽々ツーオン。。
イーグルパットは外すも、楽々本日二つ目のバーディー。出来過ぎか!




問題は次のホール。明らかに空の色がやばい。
右側は隣のPrince's Golf Clubです(後日ラウンド済み。)。


ナイアガラと呼ばれる名物クリークです。
ここから雨と風がすごくなり、台風状態で命の危険を感じ、下の小屋に避難。





10分待つと、晴れてきたので、来た道を300ヤードくらい戻り、再開。。
四季を感じましたね。






晴天(笑)





最終ホール。
相変わらずの台風並みの風でドライバーは300ヤード飛んだり、150ヤードしか飛ばなかったり、意味がわかりません笑。






最終ホールもダボでおさめ、終わってみれば97。
正直、この最高難易度のコース、この強風のコンディションを考えると、人生最高のラウンドだったと思います。バーディー2つなんてとれないし。。

修行のようなゴルフでしたが、リンクスの魅力に取り付かれた4時間半のラウンドでした(避難時間も含む。。)。

この周りに二つほどリンクスコースがあるので、後日また来たいと思います。
ロンドンからも3時間弱でこれるので、何とか日帰りできるのが、最高です。

次回は2020年全英オープン開催です!