2015年5月17日日曜日

イギリスのゴルフ場 ムーアパーク ハイコース(Moor Park High Course) 英国最大級のクラブハウス ハリーコルト設計

ロンドン近郊のMoor Park Golf ClubのHighコースをラウンドしてきました。


住所的にはHertfordshireに位置していますが、

実は地下鉄メトロポリタンラインにもMoor Parkという駅があり、そのすぐ近くです。

車でもロンドン中心部から30分から45分程度でいけます。



設計は名匠Harry Coltで1923年開場。

ランキングはEngland 99位で、何とかぎりぎりTOP100に入ってきている感じです笑。

High コースの他にWestコースも別に同じ敷地内にあります。




ビジターは土日でも2時半以降ならプレイ可能でHighコースは60GBPです。


元々相当値段も高く敷居の高いコースと思ってましたが、

電話をしたら一瞬で予約可能で、出鼻をくじかれました。




まず、このコースで特筆すべきは、クラブハウス!!


13世紀に建てられた。







テニスコートもあり。




1985年の全英女子オープンもここで開催されたそうです。

さて、ラウンド開始!!




1番 PAR4 361ヤード。 簡単と思えるスタートホール。

難しい2番 右ドックのPAR4 403ヤード。ティーショットだけはうまくいった記憶あり。。
バンカーで叩きダボを打ったような。。

6番 PAR5。右はOB。

セカンド地点。なんとかパーを奪取。
前のホールでOBからの、9を叩く。。

7番 PAR4 347ヤード。レイアップして、写真のバンカーを避ければ何ら難しくないコースです。
(バンカーにつかまったのはいうまでもありません。。)

最難関、8番PAR450ヤード。
アマチュアにはパーは無理です。。
そのくせに、パーを狙うがために、ティーショットに力が入り、横のホールに。。ダボ。

9番 PAR5 460ヤード。
ティーショットはフォローの風に乗り、セカンドは6番アイアン。
しかし、グリーン左のバンカーに打ち込み。結局、スリーオン。
が、8メートルくらいのバーディーパットをねじ込み、なんとバーディー!!!

10番 PAR3 133ヤード。
クラブ選択ミス。PWでは届かず。ボギー。
10番から11番に行くあたりで逆側の出入口の近くを通ります。


11番、かなり打ち下ろしのPAR4。右の木の下から低い玉で転がっていき、パーをゲット。

18番 PAR3 140ヤード。 ティーグラウンドは画面の右側の方。
ピンが右にあると、かなり花道が使いづらく、直接グリーンを狙うと、奥にこぼれるか、
手前バンカーにつかまるか、距離の割りに難しいコース。。
手前から、よらず、入らずのボギーフィニッシュ。


途中、かわいらしい家もあり。
手前の植木の色に注目です。


さすが、Harry Colt設計のコースという感じでした。

比較的アップダウンもありますが、オーソドックスなパークランドのコースです。

ヒースはありません。



いずれにせよ、このクオリティーで60ポンドはかなり満足です。


15番ホール等は場内の車が走る道に若干近く、少し危なっかしいですが、まあ大丈夫でしょう。

自分のボールはOBでその道のすぐ横までいっちゃいましたが。。。



冒頭にも書きましたが、クラブハウスはかなり立派で、

セントアンドリュースのものより大きいそうです。

13世紀に建てられ、時の女王の住まいだったとか?


また気軽に来れそうなコースです。


2015年5月15日金曜日

イギリスのゴルフコース 2018年 全英女子オープン開催 ウォーバン (ウォーバーンWoburn) Marquessコース


2016年及び2019年全英女子オープン開催予定のWoburn Golf ClubのMarquessコースをラウンドしてきました。






元々はAshridge Golf Clubに行くつもりだったのですが、

なぜか行きたい日にいつも予約が一杯だったり、担当者が休みで予約ができなかったり。。



たまたま、Woburnのホームページを見てみたら、


何とその日はVisitorが3時以降ならプレイできると判明。

急いで電話したら、もちろんOK。予約完了。ラッキー!!




Woburnには合計54ホール、3つのゴルフコースがあります。


Marquessコースはイギリス・アイルランドで74位。イングランド31位。     

Dukesコースが、同85位、36位。

Duchessコースが、イングランド76位

です。



自分はとりあえず何もしらず、一番評価の高いMarquessコースを選びました。


知っていたのは、イアン・ポールターの所属コースであるっていうことだけです。

昨年ヨーロピアン女子ツアーの賞金女王のチャーリーハルも所属だそうです。


松山選手に対する、Twitter上の「イディオット(嫌なやつ)」発言で話題になったイアン・ポールター。
PGA Tourで一番過大評価されている選手として票を集めた。
(リッキーファウラーも同じ数の票を集めたらしいが、同じ週のプレイヤーズ選手権で優勝し、名誉挽回。)


クラブハウスを散策していると、何やらボードを発見。

過去に全英女子オープンを開催したようですな。





てか、一番上に我らがあやこさんの名前があるじゃないですか!!!
A. OKAMOTO。間違いなく、岡本綾子プロです。1984年。


当時全英女子オープンはLPGA認定前(1994年認定)、

かつメジャー昇格前(2001年昇格)だったようですが、

こんな遠い昔に、こんな異国の地で勝ってるなんて知りませんでした。。




当時の開催コースは自分がプレイしたMarquessコースとは別のDuke'sコースでした。

過去に9度全英女子を開催してるとは、そりゃいいコースなわけです。



Marquessコースは2000年開場の比較的新しいコースです。

2002年のBritish MastersはこのMarquessで開催され、ジャスティン・ローズが勝ったようです。



ロンドンからは北に1時間から1時間半程度。

結構北にあります。




それはさておきラウンド開始。


1番 Par4。 美しいスターティングホール。




2番 Par5。左ドックレッグ。




セカンド地点。

2番、PAR5に来た時から、芝の手入れのすばらしさに感動。


本当に手入れが行き届いており、芝がはげているところなんて、ありません。

めちゃめちゃ綺麗です。



周りは超静かで、同じ左ドックレッグのマスターズのオーガスタの13番 PAR5を

プレイしているような気になりました(笑)。
(もちろんプレイしたこと無いけど笑)







6番 PAR3 143ヤード。



次が名物ホール7番PAR5 482ヤード。


フェアウェイど真ん中にそびえ立つ松の木。どっちに打てばいいんだ。。。



とりあえずどうせどっちかに曲がると思ったので、安全策?でど真ん中に向かって打ってみた。




一旦、下って、また上る。。



超高くそびえたつ松の木。一番上にボールがあたったようにも、越えたようにも見えたが。。。



うおおおおお。何とボールは木の真下。。。

右の出そうかと思ったが、実は右はここから100ヤードも行くと、フェアウェイが途切れています。。




フェアウェイ左側から撮影。。
右側はティーから300ヤードか350ヤードくらいで途切れており、2オン専用のルートであることが判明!!!



しかしながら、左側からボールを曲げて、なんとか140ヤードくらい前に進むことに成功!


前の木にあったって、自分の顔とかに当たらないか冷や冷やしましたが、1番目の木と2番目の木

をうまく抜くことができました。



3打目はPWで、見事グリーンオン。PARを奪取!

一体プロはどうやって攻めるのか、来年の全英女子オープンが楽しみです。






9番 長いPAR4。2打目地点。打ち下ろしで難しい。



10番 PAR4 353ヤード。 ドライバーは持たずにバンカー手前に刻むホールか。


12番 PAR4 270ヤード。
ワンオン可能? 5番アイアンか、ドライバーかのコース。
やけくそでドライバーで狙うも、右のひっかけ、そもそもグリーン手前の池まで届かず。。。
2打目は池がからみ、難しく、奥に外し、そこからダブルボギー。
恐らく、全英女子ではレキシートンプソンとミシェルウィー以外は刻みでしょう。
いや、全員刻みかなあ。池のリスクが高すぎる。

13番 PAR4 422ヤード。 長い。。
ドライバーがあたらず、2打目は7Wでした。

14番 PAR3 198ヤード。
打ち下ろしの美しいホール。
グリーン手前のバンカーはポッドバンカーっぽく見える。
右のポッドにもちろん打ち込んで、ダボ。。
15番 PAR5 529ヤード。
非常に狭く感じられるホール。アゲインストの風にあおられ、左のバンカーに着弾。。
恐らく、女子プロでもドライバーは持たない気がします。



17番 PAR3 155ヤード。



18番 PAR4 382ヤード。


木の真下にとまったこともあり、7番PAR5が強烈に印象に残るホールでした。

これまで自分がプレイしたホールの中でも、かなり上位に入るホールだと思います。


また、芝の手入れの良さや絶妙に配置された松の木やバンカーが、コースを引き立てています。



ウォーターハザードは少なめですが、やはり高い木が空中のハザードになるのでしょう。
(特にティーショット。)


強烈に印象に残ったWoburn Marquessコースでした。


2016年の全英女子オープンでどうやってプロがプレイするのか、楽しみです。


ちなみに2017年の全英女子オープンはセントアンドリュースのすぐ近くにある、

Kingsbarns Golf Links(キングスバーン ゴルフリンクス)で開催するようです。




Woburnの残りの2コースも間違いなく良いコースなので、

また何かの機会があれば、まわりたいものです。


特に世界のあやこさんが勝ったDuke'sコースを!


2019年8月7日追記
渋野日向子選手全英女子オープンは優勝おめでとう!!始まりから終わりまでずっとテレビ観戦してました。まさか自分が回ったコースで四年後にメジャーに日本人が勝つなんて、夢にも思ってませんでした。まだ興奮がおさまりません。来年はロイヤルトゥルーンで連覇だ!!









2015年5月13日水曜日

イギリスのゴルフ場 ウォキング Woking Golf Club サリーの3W

続いて3Wのもう一つであるWoking Golf Clubを同日にラウンド。

Worplesdon Golf Clubからは車で5分くらいでした。



ロンドンからは車で渋滞もよくあり1時間はかかるので、

3Wは1日で2ラウンドがベストです笑。


Woking Golf Clubは、イギリス・アイルランドで81位、イングランドでは34位です。

ビジターは平日のみ。

夏期間の料金は85ポンド。3時以降は60ポンドでプレイできます。


設計はTom Dunnという方です。




1番 PAR4 267ヤード。
先が見えない為、最初のホールだし、、7wで刻み。

2打目地点から振り返りクラブハウスを望む。




2打目地点からグリーンに対し、かなり下っており、グリーンも奥に向けて超早そう。
手前から転がす作戦で正解。







6番PAR4 381ヤード。
ティーショットは打ち下ろし。グリーン手前にクリークが走る。
ティーショットのアドバンテージを生かし、パーを奪取!




8番 PAR4 407ヤード。
ヒースがあり、美しいホール。この次の9番は超左ドックレッグで、2打目は超打ち上げのトリッキーなホール。
叩いた為、写真はありません。。




14番 PAR5。

14番で一旦クラブハウスの近くに戻ってきます。




18番 Par4。やけくそでドライバーでワンオン狙うも。
無常にもボールはグリーン右側の池に。。



何ホールかトリッキーなホールもあり、非常に狭いホールもあり、多種多彩な楽しいコースです。

ただ欲張るとヒースや罠にかなりはまりやすい。。

始めてきてスコアを出すには結構厳しいかも。


平日3時以降60ポンドという値段を考えると、かなりお得なコースです。

また来たい。



ただ、1日2ラウンド、歩きは若干つらい。

もう少しトレーニングが必要です。。



イギリスのゴルフ場 Worplesdon Golf Club サリーの3W

ロンドンの南西部に位置するサリー州の”3W”の一つである

Worplesdon Golf Clubをラウンドしてきました。



Top 100 coursesの評価はイギリス・アイルランドで82位、イングランドでは35位です。


ビジターは平日のみしかプレーできません。

夏期間のグリーンフィーは105ポンドです。

ハンデは20が上限ですが、いつものごとく証明書の提示は求められませんでした。



クラブハウスは意外と質素な感じ。



Golf Monthly誌の評価ではイギリス・アイルランドで67位。正面に飾られています。





1908年の開場で設計はJohn Abercromby。


当日は天気が良く、最高でした。







名物ホールの10番 PAR3。イエローティーから107ヤードながらも、池がからみ、プレッシャーがかかる。

11番 PAR5。あまり良い写真では無いですが、松が左右に綺麗に立ち並び美しいコース。
ティーショットだけバカあたりして、2オンを無理に狙いOB。。。



13番 PAR3。143ヤード。当日はピンが奥で実測は170ヤードだったかな。
見事にパー! バンカーとヒースが絶妙にきいてます。




18番最終ホール。砲台グリーンで左右に外すと、アプローチはまず寄らない。。





3Wの中では、一番良いコースと個人的には思いました。

ヒースランドで、松の木が高くそびえ立ち各ホールをセパレートする王道のコースという感じです。

ヒースも曲げると結構入ります。



スコアは途中で数えるのをやめたくらい悪かったので、またリベンジしたい。