2013年3月9日土曜日

ダスコ DASCO シューツリー レビューと比較 その1(アルバニー、ナイツブリッジ)

ピムリコとの比較はDASCO ダスコ製シューツリーの総評と比較その2をご参照願います。


シューツリーは選び方が難しい。
ということで、ダスコ(ダンケルマン&サン)社のシューツリーを比較してみました。

ダスコ社はイギリスのシューケアブランドで、日本では荒川産業さんが正規代理店だそうです。

前置きが長くなってもあれなので、早速ですが写真で比較!




左が同社の最高級モデルのナイツブリッジ。ライム材。

真中がシダーのアルバニー。(日本では売ってない?)

右がライム材のアルバニースタンダード(クロケット&ジョーンズの純正品)。



まず、ナイツブリッジは最高級デパートのハロッズも位置する超高級住宅街であるが、(違。。)
甲の厚さが非常に薄い。最近の英国靴は形状が多いらしく、事実自分のチーニーの靴もナイツブリッジ以外だと甲の厚さが厚すぎて、形が崩れそうだった。





この写真を見ても、ナイツブリッジの甲の薄さは明らか。
一方で真中のアルバニー(クロケット純正)は最終的な甲の立ち上がりが一番高い。
(クロケットの純正はすべてこのシューツリーになるが、すべてにあっているというわけではなく、自分もシドニーにはあまり合っていない気がするので、違う靴に入れてます。。)


奥のシダーのアルバニーも同じアルバニーの筈なのに形が違う。
甲の厚さはほぼ同じであるものの、最終的な甲の立ち上がりが、ナイツブリッジより低い。
ヒールカップも結構ごつい。ちなみにこいつはたまたまAmazon.ukでサイズがあり、30ポンドくらいで買うことができた。



ダスコは一般的には結構攻めた形状をしているので、靴に合えば最強であるが、形状が合わない場合もあるらしい。


ダスコは少し高め、特にナイツブリッジについては日本で売っているシューツリーの中で一番高い気がするが、ツインチューブだし、見た目もいいし、かなり満足してます。

ダスコ社にベタ惚れなので、次はオールブラックのピムリコというモデルを買えたらなと思ってます。

ただ、イギリスでは日本ほど出回っては無いようだ。。

同社のイギリスのホームページにいくと、Japanese Love Pimlico!と掲載されているほど、日本人への売り上げが多いようです。


いい靴を買ったなら、シューツリーにこだわるのもいいかもしれません。
















2013年3月8日金曜日

ノーザンプトン 英国靴の聖地 その1(チーニーは穴場。。)


英国靴の聖地、ノーザンプトンに行ってきました。




ノーザンプトンのその他の記事は以下をチェック頂ければ幸いです。


ノーザンプトン 英国靴の聖地 その2(トリッカーズは平日に。)

ノーザンプトン 英国靴の聖地 その3 (クロケット&ジョーンズに再び!)


ノーザンプトン 英国靴の聖地 その4 (チーニーに再び)






ノーザンプトンは首都ロンドンから車で1時間半弱。

高速M1を北上するだけなので、非常にアクセスもよい。


電車でもロンドンのEuston駅から1時間程度。事前にネットで切符を購入し、当日駅の券売機で受け取るのが一番安い。

ちなみに自分はチケットの予約の際はにはいつもこのEast CoastのHPから予約をしています。
www.eastcoast.co.uk



ノーザンプトンには、数々の靴のファクトリーショップがありますが、
今回訪問したのは、ジョンロブ、クロケット&ジョーンズ、チャーチ、チーニーの4社です。


2013年3月3日日曜日

ライアンエア Ryan Air ヨーロッパ最強LCCに搭乗する際の注意点

これまで頑なに搭乗を拒み続けてきたヨーロッパ最強の格安航空会社であるライアンエア(Ryan Air)に初めて乗りました。

ライアンエアはイギリスにおいてロンドンの北東の位置するロンドンスタンステッド空港をハブ空港とするいわゆるLCC。

ロンドンの北西に位置するルートン空港を拠点とするイージージェットも有名なLCCであるが、ライアンエアはさらに過激な感じ(笑)。どちらもロンドン中心部から1時間弱なので、空港へのアクセス(バスor電車)はそこまで問題ではありません。

今回は出張で利用。出張にこんな格安会社を利用するなんて、何てコストダウン意識のある社員なんだと自画自賛。。。

というのは半分嘘で、路線上、ライアンエアを使わざるを得なかったのです。。。


まず、ライアンエアを利用する上での注意点は以下の通り。

1.航空券は同社のホームページから印刷して、持参すること。
(そうしないと、結構な追加料金をとられる。ちなみにイージージェットは追加料金無し。)

2.預かり荷物(チェックインバッゲージ)は有料。事前にネットで申し込んでおけば、15ポンド程度。但し、当日空港で申し込むと30~40ポンド程度とられるので注意。。
(これはイージージェットも同じ。。加えて、列に並んだり、散々な思いをする。体験済み。)


3.機内持込み手荷物は一つのみ。サイズは55×40×20まで。PCを入れるようなブリーフケースはもちろん女性のハンドバックまで一つに数えられるので、メインのかばん(スーツケース等)に入れる必要があり。最終搭乗時のチェックイン時にチェックされるので、その後は機内で小さい荷物をスーツケースから取り出しても問題なし。。重量も規制があるようだが、あまりチェックされない。
(上記のサイズはイージージェットや他の航空会社の規制サイズである56×45×25に比べ若干厳しいので、不安がある場合はチェックインカウンターの前にある計測器でチェックしたほうがベター。)

4.EU以外のパスポート保持者は手荷物検査前後にスタンプを押してもらう必要があり。
これがないと搭乗前のチェックイン時に搭乗を拒否される場合もあるとか。。チェックインカウンターにて荷物を預けた場合はその場でチェックされるので、問題ありませんでした。
(ちなみにイージージェットはこういったスタンプは一切必要ありません。ライアンのみ。。)


以上が注意点です。
後は席は基本的には決まってない為、早いもの勝ちとなり、←2014年に座席指定となりました)、早く搭乗しないと荷物のロッカーを確保するのに苦労します。プラス5ポンドで優先搭乗(Priority Boarding)のオプションをつけれますので、オススメ致します。前の方に座れますし、荷物を焦らず上に載せれます。

後は普通の飛行機と同じ!(一番前はReserved Seat?)



もちろん飲み物は有料。(なぜか前座席の後方についてるテーブルがなかった。)

イージージェットとの一番の違いは、搭乗後もいろんなものを売りつけてくること。。。

搭乗員はずーっとしゃべっりぱなしのイメージ。何か国際電話のカード売りますとか、免税品売りますとかめっちゃうるさい。。。
(これは同社のホームページからフライトを予約する時も同じ。。全部NoでOK。)

加えて、着陸した瞬間のあの効果音は、まさにゲーム感覚。(ドラクエ、マリオ?)

総合的な印象としては、2時間以内の短距離フライトであれば、全く問題なく、そこそこ快適なフライトでした。これだけ格安なので、納得です。だいたいが辺鄙な空港に飛んでるのが問題ですが、空港間のバスも充実していることが多いので、少々時間がかかってもコスト重視という方にはぴったりだと思います。

さて、次回はプライベートで利用予定ですが、大丈夫かな。。。